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アサギマダラ

  6月3日、丹沢山塊にある山北町で、フジバカマにやってきたアサギマダラ(蝶)の
  写真を撮りました。山地ではよくヒヨドリバナのあるところで見かけたり、キジョラン
  に産卵し幼虫が食草としているのを自然観察会などで見かけますが、フジバカマに
  やってくるのを見たのは初めてでした。

  アサギマダラは渡りの蝶です。春から夏にかけて本州の標高1000mから2000mの
  涼しい高原で繁殖し、秋に気温が低下するとともに暖かい地を求めて南の方へ
  移動します。
  本州から九州・沖縄・八重山諸島・台湾にまで陸地と海を越えて飛んでいきます。
  1000Km以上大移動します。中には2000Km飛翔するものもいます。
  冬の間は、暖かい南の島の洞穴等で過ごします。春になるとそこで生まれた
  蝶が北上し本州などの高原に戻るという渡りの生活サイクルをきちんと守っています。


(丹沢山塊)
2011年6月3日  撮 影:文  宮本 聰


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