八友会ホームページに東川さんが長野の留守宅で見つけられた、珍しいヒヨドリの
雛の写真を掲載されていましたが、わが家でも既に巣だったヒヨドリの空巣を見つけ
たので、写真とごく簡単な解説をします。
道路沿いのサワラの垣根を剪定しようとして、込み入った枝の中に既に巣立ちした
ヒヨドリの巣を見つけました(写真1)。枝から巣を取り外してみると、外径15p
内径9p、高さ6pで底の部分はサワラの樹皮、内側のまわりはシュロの樹皮(糸状)
外側はビニールテープを廻した、なかなか立派なつくりでした(写真3)。
ヒヨドリやカラス、オナガなど人家近くで暮らす野鳥は人には嫌われ者?ですが、人が
作った新建材を利用するなかなかの利口者?です。ついでに、数年前、我が庭のイチイ
の樹の中で孵化したヒヨドリの幼鳥の写真も添付します。