昨日は地域によっては相当冷えたようですが、関東地方の日中は暖かい一日でした。
今月(4月)の花は和名オオイヌノフグリを紹介します。ただし、わが庭に咲いているのは
洋種ですのでべロニカとしておきます。オオイヌノフグリは春先の畑や野に良く見られる
雑草ですが、直径1cm足らずの花冠が4裂して花弁の周辺がブルーのか可憐な花です。
ところが、可哀そうにオオイヌノフグリなぞと一体誰が名付けたのでしょうか。
私は見たことが無いので、ネットから果実の写真を借用しましたが「なるほど」名付け人は
良く観察したものです。わが庭のオオイヌノフグリは洋種ですから「べロニカ」と呼ぶこと
にしています。べロニカとオオイヌノフグリの名の由来には雲泥の差があり、べロニカは
十字架を背負って、ゴルゴダの丘に向かうキリストに、血をぬぐう布をささげたという伝説
の女人の名から名付けられたとのことです。
べロニカさんはカソリック教徒には聖べロニカとしてあがめられている方とのことです。
随分前のことですが、ドイツのデュッセルドルフに駐在していた木下君の運転で当時の
小島社長(故人)と共に、八洲と共同研究していたオーストリアの化学会社ケミリンツ社
に向かう途中の原野で、一面にコバルト色に美しく咲いていたのを思い出します。
撮 影 2014年 4月11日
宮 本 聰
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-No1.ベロニカ
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-No2.オオイヌノフグリの果実
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