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ホトトギス (ケイキャクソウ)

  台風18号が去ってつかの間、19号が後を追うようにやってきてます。関東地方はあと数時間で
  圏内に入るようですが、我が高台のウサギ小屋のみでなく畑作物、皇帝ダリアへの強風の影響が
  心配の種です。10月の花としてホトトギス(杜鵑草:ユリ科)を紹介します。花名の由来は
  (白花ホトトギス、ジョウロウホトトギスを除いて)花弁の小紫点を鳥のホトトギスの斑点に
  見立てて名付けられたようです。ジョウロウホトトギスは多分、貴婦人をイメージして名付け
  られたのでしょう。
  写真はホトトギス、ヤマホトトギス、白花ホトトギス、ジョウロウ(上臈)ホトトギスです。
  ホトトギスは丹沢山中でも良く見かけますが、傾斜面で垂れ下がって咲いているのはとても美しい
  ものです。ヤマホトトギスはホトトギスに較べ小型で、花弁の内側が窪んでいるので見分けが
  つきます。ジョウロウホトトギスは紀伊や土佐に自生するそうですが、写真は関東支部の尾上茂男
  さんから戴いたものがルーツです。
  白花ホトトギスは十数年前、乗用車を箱根仙石原の広場に駐車して金時山に登り、下山してみると
  何と私の車が身動きできないようにされているのではないか。この広場は園芸店の駐車場だった
  のです。そこで謝りついでに買ったのが、この白花ホトトギスのルーツです。
  他に上越の三国峠産のヤマジ(山路)のホトトギスを育てているのですが、花期は8月下旬で終わっ
  てしまいました。

2014年10月13日
撮 影・解 説 :宮 本 聰


-No1.ホトトギス

-No2.ママホトトギス

-No3.上臈ホトトギス

-No4.白花ホトトギス

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