寒暖の温度変化の激しいこの頃ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか。
わが家庭菜園では、ホトケノザ、オランダミミナグサ、ハコベなどの冬雑草に加え、
コニシキソウ、チチコグサ、ゴウシュウアリタソウなど、草取りに厄介な外来の夏雑草
が生え始めています。
今回は「5月の花だより:NO2」として、初夏の花「ニッコウキスゲ」を紹介します。
【ニッコウキスゲ(日光黄菅)】:ユリ科 多年草
日本中部以北の山地や亜高山の草地や湿地に群生して咲きます。皆さんよくご存じの
ように、日光戦場ヶ原のニッコウキスゲの群生地が有名です。
江戸時代の「草木図説」には節庭花(せっていくわ)などと書かれているそうですが
牧野富太郎さんが日光で見たこの花を「ニッコウキスゲ」と名付けたそうです。
そういえば来年のNHK朝ドラは牧野富太郎さんだそうですね。
一本の茎の頂部に3〜10個の花のつぼみをつけます。花は濃橙色の一日花で、朝咲い
て夕方には閉じますが、翌日は同じ茎に順番を待つ花が咲くので、とても賑やかです。
写真をご覧ください。
この写真のニッコウキスゲは元八友会長野支部メンバーの内堀 巌さんから、昭和50年
ごろ頂いたものです。乾いたわが庭でも、今まで耐えてきたので、とても強い植物だと
思います。今年は散歩する方々に見てもらおうと思い道路際の家庭菜園の一角に移植し
たところ、こんなに見事に咲きました。
足を止めて眺めたり、写真を撮る方が多いこの頃です。内堀さんは浅間高原に近いところ
にお住まいだったので、この花のルーツは浅間高原かもしれません。
以上
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【ニッコウキスゲ】
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