全国的に猛暑、酷暑の時節になりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今月のTOPICSとして、多少でも涼気を感じて頂ければと思い「やどりき水源林の写真」
と簡単なご案内を致します。 宮本 聰
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「やどりき水源林の沿革と活用」
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(写真をクリックすると拡大します)
「やどりき水源林」は神奈川県が水源の森づくりについて、県民の理解と参加を目的
とした見本林として整備されました。添付写真をご覧ください。
グーグルの写真をもとに、やどりき水源林の位置や「沿革」「植生」「活用」を列挙
したものです。(この写真のコピーは私がやどりき水源林で活動するときに説明材料
として、私的に作成利用しているものです)写真の白い枠線内が「やどりき水源林」
です。
即ち、檜岳(ヒノキダッカ)、雨山、鍋割山、栗の木洞(クリノキボラ)の稜線内
です。丹沢山塊全体から見れば西丹沢に位置します。
やどりき水源林内に降った雨水は「やどりき沢」となって、最終的には神奈川県の
2大河川の一つ、酒匂川に注ぎます。大まかに言って、丹沢山塊の西丹沢で生まれた
水は主に酒匂川、東丹沢で生まれた水は県の2大河川の一方の相模川に注ぐと思い
ます。酒匂川と相模川は神奈川県民の水道水や工業用水として重要なライフラインと
なっています。
私の所属する「神奈川森林インストラクターの会」では県や企業からの受託活動のみ
でなく、インストラクター自身の調査、技能向上のために「やどりき水源林」をホーム
グランドとして自主活動を行っています。
自主活動としては「植物」「動物」「土壌・水生生物」の各班があります。私は中でも
「やどりき沢に棲む水生生物」に興味があるので、次月のTOPICSでは「やどりき沢に
棲む珍しい生きもの」を取り上げてみたいと思っています。 以上
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