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宮本 聰さんの今月の花とトッピクス
6 月 号
【協友アグリ友の会メーリングリスト会員の皆様へ】
早朝から冷ややかな雨降りの当地横浜です。
コロナ禍が収束しないものの、いろいろな制限が緩和されつつありますが、皆さん如何
お過ごしでしょうか。「今月(6月)の花:NO1」として、私にとってエピソードの花
「ミヤマウツボグサ」をご紹介いたします。
【ミヤマウツボグサ(深山靭草)】シソ科 多年草
2003年8月、南アルプスの仙丈ケ岳に登山した際、山頂近くの山小屋付近で、すでに
茶色に枯れていた花穂を「ヨツバシオガマ」と信じて、花穂から種を採取して持ち帰り
翌年播種して咲いた花がなんと「ウツボグサ」だったのです。ただ、平地で見るウツボ
グサと違って、高山の花らしい澄みきった青紫色の美しいウツボグサだったので「ミヤ
マウツボグサ」として毎年、栽培し花を楽しんでおります。
ウツボグサの名称は花後、茶色に枯れた花穂が武具の矢を収納するウツボ(靭)に似る
ことから名付けられたということなので、本来は開花した5月に紹介すべきところを、
名称の元になった「ウツボ(靭)」と共に6月の花として紹介致しました。

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ウツボグサ
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ウツボグサの語源 【落花後の花柱】
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