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宮本 聰さんの今月の花とトッピクス

7 月 号
 

【協友アグリ友の会メーリングリスト会員の皆様へ】

   酷暑の連日だったのですが、戻り梅雨というのでしょうか、天気予報によると、関東地方
   はしばらく雨天が続くようです。昨夜は埼玉地方では豪雨だったとのこと、被害の発生が
   無ければよいのですが・・・。
   さて、「今月(7月)の花だより」としてフウラン(風蘭)を紹介します。
   フウラン(風蘭)は日本原産のラン科の常緑多年草で、関東地方より南部の海岸沿いの
   樹木に着生している着生蘭です。
   私の所有している風蘭はすべて遠藤さん(元農水省、元日植防常務)から頂いたものです。
   遠藤さんは、その道では有名な寒蘭の栽培者であり研究者(いずれも趣味)でもあるので
   すが毎年4月ごろの植替え時期に数名でお宅に伺って、植替えのお手伝いをする習わしに
   なっています。(お手伝いは名目で、作業後のお酒、料理付きの懇談を楽しみにしている
   ようなものですが・・)その話はさておき、風蘭の植替えは水苔を用いた技術が伴うので
   お手伝いのひと方の栃原さん(元農水省ウイルス研究所長―日植防)の仕事になって
   います。ご紹介する私の風蘭は、作業中の栃原さんからそのおこぼれを頂いて、我が
   庭の梅の樹幹(1月の花で紹介した同木)に着生させたものです。元来、風蘭は着生蘭
   ですから簡単に樹幹に着生してくれます。
   今では6銘柄の風蘭の花を楽しむことができます。写真は銘品「猩々の舞」「玉金剛」
   と「風蘭を着生させた梅の樹幹」です。どうぞご覧ください。
                              2022年7月13日 宮本 聰


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風蘭 猩々の舞
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風蘭 玉金剛
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梅の樹幹に着生させた風蘭
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