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ナ ラ 枯 れ 病 の 森

猛暑日続きでアウトドア活動ができないでいましたが、彼岸が近づきいくらか涼しさを
感じるようになったので、武蔵野の低山天覧山に出かけました。下山時少し奥の森に入
って異変を感じました。6月トトロの森お散歩ハイキングで初めて見たナラ枯病に侵された
木が多い事です。早速Netで調べたら下記の通り、全国に被害が拡大しているとの事です。

   全国でいま、ミズナラなどの木が枯れる「ナラ枯れ」の被害が広がっています。
   昨年度は42都府県で発生し、その被害量は19万2000立方メートルに及んで
   います。ナラ枯れは木を枯らすだけでなく、木が雨や風で折れやすくなって根元
   から倒れることもあり、人や民家などに危険が及ぶことも懸念されています。
   被害を食い止めるための対策は待ったなしの状況で、ナラ枯れを効率よく迅速に
   発見するための新たな研究が始まっています。
  「ナラ枯れ」は、ミズナラやコナラなどの木で起きる伝染病です。原因は体長5ミリ
   ほどの昆虫「カシノナガキクイムシ」が媒介する「ナラ菌」という病原菌で、感染
   した部分の細胞が死ぬと道管が目詰まりを起こし水を吸い上げる機能が妨げられ、
   その結果7月下旬から8月中旬にかけて葉が変色し枯死してしまいます。
   
2023年9月21日(東川)

-1-天覧山 標高 195m クリック-

-2-谷津田再生地近くの森のナラ枯病木-

-3-旧水田地の森にも

-4-緑の森の中に目立つナラ枯木

-5-方々の森にナラ枯木

-6-大木が罹病している

-7-
葉が褐色に変色し木全体が枯死している。

-8- 罹病し伐採されたミズナラの大きな株
維管束(道管と師管)部分がナラ菌に
侵されて水分・養分が滞り枯れてしまう。

-9-成 虫
ナラ菌を媒介する【カシノナガキクイムシ】
左♂ 右♀ 体長5mm

-10-幼 虫
 【カシノナガキクイムシ】ナラ菌を培養して餌と
 する養菌性昆虫で、幹の中に掘った坑道の中に植え
 付けた共生菌【ナラ菌)のみを食べて生活している。
 新成虫は6月下旬頃羽化脱出して、生立木に穿入。
 孔道内に雌雄で住んで子を育てる。
 最初の子は急速に成長し、ワーカーとして弟妹の
 世話にあたるという。成虫は少なくとも春先までは
 孔道内で生存している
     写真:千葉県森林研究所撮影