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ムササビの巣穴に宿る二ホンモモンガ
(やどりき水源林で)

   「やどりき水源林」は杉、ヒノキの人工林と広葉樹の自然林で半々を占め
   ています。したがって、野生の動物にも住みよい環境になっていて、鹿、
   カモシカ、野兎、テンなどのほか、ムササビ、モモンガの飛翔性動物の
   住処にもなっています。
   森の遊歩道を散策すると、運が良ければ、杉の木の巣穴にムササビを見か
   けることがあるのですが、先日、ムササビの巣穴で顔をのぞかせる
   モモンガの写真が配信されてきました。とても珍しい写真なので、当社ML
   で紹介することにつき、撮影者の了解を得ました。どうぞご覧ください。
   モモンガはムササビと同じリスの仲間で、ともに樹上の巣穴で暮らす動物
   です。体のわきに薄い皮膜を持っていて、昼間は巣穴で休み、夜になると
   この皮膜を広げて木から木を滑空し果実や木の葉、昆虫などを餌として
   生活しています。両者の大きな違いは体の大きさです。
   飛翔中の大きさがムササビを座布団、モモンガはハンカチに例えられる
   ことがあります。 モモンガは絶滅危惧種に指定されている県もあるとの
   ことで、今や貴重な日本の固有種となっているようです。
   ついでに過去に撮った元の住人、ムササビの写真も添付します。

2024年4月13日 宮 本  聰
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ニホンモモンガ1
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ニホンモモンガ2
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巣穴から顔を出したムササビ
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